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「プロポリスの濃度とは?」

プロポリスの原液には、プロポリス濃度が表示されている製品があります。
ここでは、プロポリスの濃度について説明します。

プロポリスの濃度

プロポリスの濃度には、BRIX濃度と乾燥エキス濃度の2つの種類があります。

BRIX濃度

BRIX濃度とは、糖度計を使って光の屈折率を測る糖度測定法によって計測した濃度です。
BRIX濃度は、測定対象となる液体に含まれる糖の含有量によって、光の屈折率が変わる、という性質を利用して計測しています。

糖度測定法は、もともとは果物などに含まれるショ糖の濃度を測るために用いられる方法なので糖度という言葉が使われており、プロポリスの濃度を測定する場合は、糖の代わりにプロポリス源塊を使用します。

プロポリスの場合、BRIX濃度は40~50%あれば、高品質といわれています。
ただし、BRIX濃度は、ハチミツや砂糖などを加えると簡単に濃度が高くなるので、濃度を意図的に変えることが容易にできます。
ですので、BRIX濃度を確認する場合は、信用がおけるメーカーの製品であることが必要です。

乾燥エキス濃度

乾燥エキス濃度とは、規格成分含有量ともいい、乾燥重量法によってプロポリスの抽出液100ミリリットルにプロポリスの固形物が何グラム溶けているかを測定した濃度です。

乾燥重量法とは、プロポリスの蝋(ロウ)分を取り除いた後、プロポリス抽出液2ミリリットルを約2時間、時計皿(検出に使われるガラスの皿状の器具)で105度に加熱してその後乾燥させ、その量を測定する方法です。

この測定法では、プロポリス抽出液100ミリリットルをv、乾燥させた重量をwとし、w/v%と表示されます。
例えば、【15w/v%】という表示は、プロポリス抽出液100ミリリットルに対して、15gの乾燥重量のプロポリスが含まれている、ということです。
この数値が高いほどプロポリス含有量が多く、一般的にはBRIX濃度より乾燥エキス濃度の方が信頼性が高いとされています。
世界のプロポリスの関連機関や日本プロポリス協議会でも、プロポリスの濃度の表示は乾燥エキス濃度によるw/v%の表示が標準と定められています。

この測定方法では、固形分の量を測定するので、フィルターの目が荒かったりすると濃度を高く調整することもできてしまいます。
ですが、濃度が高すぎると、ドロドロのキャラメル状になって飲むことが不可能になる上に、刺激が強すぎて飲んでも健康によくない結果になる可能性もあります。
また、濃すぎると吸収率が悪くなり、有効成分がほとんど吸収されないまま体外に排出されてしまいます。

乾燥エキス濃度は、25w/v%以下が望ましく、体内で吸収されやすい理想的な濃度は20~25w/v%、とされています。
あまりに数値が低い製品は、プロポリスの効果が低くなるので、最低でも濃度が8~10w/v%以上あるものを選ぶといいでしょう。

まとめ

プロポリスの濃度の測定方法には、糖度測定法と乾燥重量法の2つがあります。糖度測定法は、糖度計を使って光の屈折率を測る方法で、乾燥重量法は、プロポリスに含まれている固形物の割合を測定します。一般的には、乾燥重量法の方が信頼がおけるとされていて、日本プロポリス協議会でもw/v%による表示を標準としています。糖度測定法の濃度は40~50%のものが高品質で、乾燥重量法の濃度は20~25%が理想的とされています。プロポリスの場合、濃度が高すぎると刺激が強すぎて健康に悪かったり、吸収されなかったりするので、適切な濃度の製品を選ぶことが大切です。プロポリスの濃度の表示は義務ではないので、記載されていない製品もあります。しかし、記載されていない製品は粗悪品だとは限らないので、メーカーの製品紹介のホームページなどでよく確認することをお勧めします。
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